Pythonエンジニアの年収はどの分野を扱うかによって変わってきます。AI開発に携わるPythonエンジニアの場合、平均年収は約600万円です。しかし、開発するAI技術によっては1,000万円を超えることもあるでしょう。
Web開発に携わるPythonエンジニアの平均年収は約580万円です。AI開発よりは劣るものの、他の業種よりは高額であり、内容によっては800万円を超える求人もあります。Web開発においては、以前まではRubyやPHPが主流でした。しかし、ライブラリが豊富で効率的に開発できるPythonが近年はシェアを拡大しています。
データサイエンスに携わるPythonエンジニアの平均年収は約700万円です。ビッグデータの活用はあらゆる企業が行っており、需要の拡大に伴いPythonエンジニアの価値も高まっています。データ分析は主に3つの工程に分けられます。Web上を巡回して情報を集める「クローリング」、Web上から抽出したデータを分析して格納可能なデータにする「スクレイピング」、収集したデータを扱いやすいように整備する「データ前処理」、これらすべての工程に関するスキルを有しているPythonエンジニアは、非常に市場価値が高くあらゆる現場で重宝されます。
より多くの年収を得たいのであれば、AI開発かデータサイエンスに携われるスキルを身につける必要があります。近年導入する企業が増えているAWSやGCPなどのクラウド環境開発や、データベースを活用したAI開発などの分野では年収1,200万円を超えるケースも珍しくありません。ただし、年収1,000万円を超える求人については、実装経験などが求められます。応募の際は、自分のスキルとマッチするかどうかを必ず確認してください。
Pythonエンジニアとして年収アップを目指すのであれば、マネジメント経験の有無がカギになります。プロジェクト全体をマネジメントするポジションに就けば、年収はさらにアップします。
年収アップを実現する方法として、フリーランスになるという手もあります。社員だけではリソースが足りず、高単価でフリーランスを募集している企業も少なくありません。そういった案件に参画して実績を積むことで、さらに年収はアップしていきます。
また、海外進出をするのも1つの方法です。アメリカではPythonが日本以上にメジャーなプログラミング言語としてシェアを拡大しており、年収も高い傾向にあります。アメリカの場合、Pythonエンジニアの年収相場は900~1800万円です。そもそも、アメリカは日本よりも全体的に年収相場が高いです。最新の技術開発に携われる点も、海外進出をするメリットの1つです。
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