Pythonを積極的に活用しているサービスとしてまず挙げられるのが、Googleが提供しているYouTubeです。検索エンジンやAndroid開発だけでなく、YouTubeにもPythonが用いられています。Googleには過去にPythonの開発者であるグイド・ヴァンロッサム氏が在籍していたこともあり、オフィシャルのプログラミング言語のように扱われています。
商品や取引に関するシステムにPythonを活用しています。情報の変化に対応しつつ他のプログラミング言語と連携しやすいPythonは、幅広い品目を扱うAmazonと相性がいいようです。Amazonには顧客が検索した情報をもとにおすすめ商品を表示する機能がありますが、これにもPythonが用いられています。
保守運用における数値分析にNumPyやSciPy、統計分析にNumPyやSciPy、ruptures、Pandasが用いられています。また、映画中のシーンを切り出して紹介する機能にも、Pythonを活用した機械学習が用いられています。
Dropboxは様々なOSやデバイスで利用できるサービスです。GoogleでPythonを用いた開発に携わっていたエンジニアが移籍して制作されたという経緯があります。ファイルの保存や同期、最適化といった基本的な機能に加えて、機械学習によるファイル検索や自動分類などの技術にもPythonが用いられています。Pythonの柔軟性と高速性を存分に活かして開発しており、大容量データを扱うクラウドストレージサービスとして人気です。
写真や製造を共有できるSNSとして世界的に人気のInstagramもPythonを活用しています。Instagramで採用しているのは、WebアプリケーションフレームワークのDjangoです。Instagramは、当初2人のみで設立されたサービスです。その後、驚異的なスピードでユーザーを獲得し、今や現代社会における代表的なSNSの1つとして君臨しています。これは、Pythonが少ないコードで高品質なWebアプリケーションの構築が可能であり、急速な成長にも対応できるからこその結果です。
音楽ストリーミングサービスとして人気のSpotifyにもPythonが活用されています。楽曲内容の解析や個人の嗜好分析において、Pythonが力を発揮します。Spotifyには3,000万曲以上の楽曲データがストレージされていますが、これらをPythonによって開発したシステムを用いて解析し、楽曲のテンポやコード進行、音階などの特性を抽出してユーザーごとにマッチしたものを導き出します。
大量のデータを高速処理できることから、PinterestでもPythonが用いられています。膨大な画像データをPythonで構築されたシステムがリアルタイムで解析しています。画像内の物体や色調、シーンなどを正確に抽出し、類似画像の検索を可能にしています。
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